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デイリーウェルスとは?

デイリーウェルスというコンセプトは、、

長期的視野を持ちながら行う長期投資と、日々、着実にウェルス(豊かさ)を高めて行く短期投資の両輪によって資産形成を考え、短期と長期運用を同時に進めていく投資スタイルの事を指しています。

それには3つの理由があります。

長期運用、長期投資が危険な3つの理由

1,失った時間は取り戻せない

長期運用の考え方は、あなたの資産(例えば1000万円)を、10年後にいくら(例えば2000万円以上)に増やしましょう。

という計画に基いて運用を行っていくモノです。

一方で、もし期待利回りを達成できず、極端な話10年という月日が経ったのに資産が全く増えていなかったらどうでしょう?

『今回の10年は増えなかったので、今から10年また頑張りましょう。』

なんて事が出来るでしょうか?

今のあなたの年齢にプラス10年足して想像しててみて下さい。

恐らく大半の人が許容出来ないのではないかと思います。

時間という有限で貴重な資産だけが失われてしまった場合、その時の損失は取り戻しの効かない非常に大きな損失なのです。

しかし現実問題として、長期投資をしている人の多くが、期待利回りを下回る結果に終わり、取り返しの付かない大きな損失を出しています。

実際には、期待利回りは得られなかったとしても増えていればまだ良い方で、元本割れ(満期時に運用資金が逆に減ってしまった)を起こしてしまっているケースも少なくありません。

何故、長期投資は期待利回りを得にくい世界なのか?その理由は、、

2,時代にマッチしていない

一昔前までは長期投資が上手くいった時代もありましたが、現代のスピードの早い世界情勢にはあっていない。

現代の株式市場、為替市場は、昨日まで順調に上昇していたと思ったら、今日はまるで状況が違う・・・
という事が頻繁に起きています。

例えば2016年の1年間を振り返ってみても、、

  • 1月、年始早々、中国市場でサーキットブレーカー(強制取引停止)が発動し、日本市場もつられて急落スタート
  • 7月にはイギリスが国民投票でEU離脱を表明すると、イギリス・ポンドはたった1日で◯円暴落。
  • 11月、米国大統領選でトランプ勝利後、1ドル100円から、わずか1ヶ月で113円まで上昇。

といったように世界中のマーケット全体に影響が出るような変化が1年の間だけでも2度、3度と起きました。

良い意味でも悪い意味でも、今の時代は昔とは全然スピードが違って来ているんです。そんな世界情勢の中、10年、20年の長期スパンの計画というのが成り立つはずがないわけです。

公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2016年7-9月期のわずか2ヶ月間で運用成績が7兆8899億円のマイナスを出した、というのがニュース等で報道されていましたが、こういう事は当然起きうる事であり、今後も何度も発生します。

3,世界規模の大暴落に対応出来ない

2016年の年金基金の場合、株式市場が持ち直してくれたため最悪の自体は免れましたが、もしリーマン・ショック級の大暴落が発生してしまっていたら、壊滅的な状況になっていました。

そして、2008年のリーマン・ショック以降、何度も世界的大暴落になりかけては収まる、、
というのを繰り返しており、定期的に不安定な状況が発生しています。

もし、今後、リーマン・ショック級の世界規模の大暴落が来た時、長期運用は壊滅的被害を受けてしまいます。

もちろん長期運用には、短期的なアップダウンに左右されにくいというメリットもあります。
(中には短期的なアップダウンを収益化できる長期運用スタイルもあります。)

そのため、長期運用全般を否定するわけではありません。

しかし、スピードの早い現代においては失った時間を取り戻せない長期運用だけに頼るのはやはり危険であり、マーケットの大転換の影響を受けにくく、日々資産を増やしていく運用スタイルを同時進行で行っていく事が大事です。

激動時代の今、時代の流れに合わせてマーケットを活用した投資、資産形成術で、日々、豊かさを追求していきましょう。

江崎孝彦