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富とお金

2017/03/08(水)

トレードでは仇となる行動。。。

こんにちは、石田です。

この時期なのでどうしようもない
受け入れなければならないことなんですが・・・・。

風が強いです(泣)

なぜ私が泣いているかは
解らないと思いますが、
釣りがし辛いのです(笑)

寒さは着込めばよいですが、
風が強いとライン(釣り糸)が流されて
釣りになりません。

そんな理由から、最近自宅にいることが多いのですが、
車庫に車を入れていないと車が見える(居るのがわかる)ので、

たまたま家の前を通りかかった
地元の知り合いがアポなしで突然訪ねてきたりします。

知り合いといっても
コンサル&コーチなどの関係から訪ねてくるのは
ほぼ経営者の方たちなのですが、

昨日来た方との話の中でこんな内容がありました。

私:「今後〇〇へ向かうといわれてますよね?
今後のご商売に少なからず影響があると思うんですが、
何か不安がありますか?」

A氏:「なんか、そういう話みたいですけど、、、
実は全く心配していません。
だって、この業界に参入してくる経営者って〇〇なので
差別化するのは簡単ですから、負けるとは思えないですね」

たぶん大丈夫だとは思いますが、
詳細を記載すると業種が特定できそうなので、
念のため〇〇で伏せていますが、
Aさんが言っていることを要約して簡単に言うと、、、

「状況が悪くなったとしても、この業界は敵が弱いから大丈夫」

「なので自分(自社)が生き残ることはさほど難しくない」

ということなんです。

実はオフラインのビジネスで、
そのような業界はたくさんあります。

ある理由から今後もその状態に大きな変化は
見られない、変化するのにもかなり時間がかかる
と私は考えています。

ただ、

このメールマガジンのテーマは
経営コンサルティングではないので、
「ある理由」についてはこれ以上深堀せず、
トレードに話をつなげていきます。

私がこれまで関わってきた数多くのトレーダーの方達との
やり取りの中である事実(データ)がわかっています。

それは

「優秀な経営者の方ほどトレードで勝てない」

「なかなかトレードで勝てるようにならない」

というデータです。

なぜか?

そのメカニズムが理解できると、
それはあなたのトレードにも役立ちます。

先ほどの話を少し思い出していただきたいのですが、
ビジネスで成功するには、簡単に言うと

「何らかの理由で同業他社と比較して
自社が抜け出していればよい」

わけです。

これは経営者自らの行動、努力で

「そのポジションを獲得することが出来る世界である。」

とも言えます。

仮にAさんのように
同業他社から抜け出しやすい状態にあったとしても
一切行動せず、努力もしなければ
当然ながら横並びなわけですから、

やはり、

「何か自分で行動する(努力する)ことによって
抜け出すことが可能になる」

のです。

そのようなことから、優秀な経営者の方は

「間違えていない大量行動を起こせば、
それに伴った結果が得られる」

ことを知っています。

その為、トレードでも同じように

「自ら大量行動を起こしてそれに伴う結果を得よう」

と考えます。

しかも大量行動を起こすことに慣れているので、
普通よりもしっかり&ガッツリ取り組みます。

また、実際に普段のビジネスで
それで自らが成功している優秀な経営者であれば、

「その成功法則が完全に自分の頭や体に染みついている」

ので、なおさら信じて疑いません。

しかし・・・。

残念ながらトレードの世界では

その思考と行動が

逆に仇(あだ)となってしまうため、

「それを信じて疑わない経営者ほど、
トレードの世界で成功する思考、行動の
仕方を受け入れられない」

ので、理解してもらう、実際に行動を変えてもらうのが
とても難しいのです。

私たちが普段生きている世界では、

常識として

「3時間アルバイトをすれば、
必ず3時間分の時給は発生する」

それが当たり前の世界なので、
行動を起こせば起こすほど、それは足し算となって
自らに結果が返ってきます。

しかし・・・・。

そもそもトレードは

「自らが一切影響を与えることのできない、
 一切コントロールの利かないマーケットが相手」

です。

どんなに旗を振りながら

「マーケットよ、上昇してくれ〜!」

とパソコンに張り付いて応援し、

「行動することで影響を与えようとしても」

上昇するわけありません。

一切影響を与えることのできない相手に対して、
いくら自分が大量行動を起こしたからといって、
それに見合う結果が必ず得られる世界ではないのです。

「3時間チャートに張り付いて、
頑張ってトレードしたんだから
その分、絶対儲からせてくれよ!」

なんていう話が通用するはずもないのです。

逆に言うと

一切コントロールの利かない相手に
大量行動を起こせば起こすほど損をする世界。

ということです。

じゃあ、どうすればよいのかという部分については
オンラインコーチングでお話しさせてもらっているので、
これ以上は割愛しますが、、、

あなたがこの「トレード業界の常識」
を自分のトレードスタイルに対して

「どのように考慮していけばよいのか?」

それを考えていただくだけでも
今よりも無駄打ち(骨折り損のくたびれ儲け)は
減るのではないでしょうか。

それではまた!

 

 

 

(141)件のみんなのコメント

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この記事に寄せられたコメント一覧

  1. ゴチエン より:

    世の中は難しいのですね。

  2. 匿名希望 より:

    確率のビジネスである以上、相場に限らず、不確実性ゲーム全般においても同じ理屈が成り立ちそうですね。

  3. taizou より:

    「熱くならす、冷静に」と言う事でしょうか。トレードは分析ですからね。

  4. もっき より:

    私もトレードを始めた頃を振り返ると、数打てば当たる、とかトライアンドエラーとかを繰り返す傾向がありましたが、今はコントロールできない相手を冷静に見られるようになった気がして、わずかですが、成長を実感しています。

  5. もっき より:

    私もトレードを始めた頃を振り返ると、数打てば当たるとか、
    トライアンドエラーを繰り返していたように思います。
    今はコントロールできない相手を、冷静に見られるようになったと思い、わずかながら成長を実感しています。

  6. Teyah より:

    AFAIC th’ats the best answer so far!