From：阿部裕之

去年の11月の話。実は、車を買いました。正直、僕自身車が欲しかったわけでもありません。嫁と子供がこれまで乗っていた車では、どうしても狭い、休みの日に出かけるのが苦痛と、車を買い換えることになったんです。

嫁に「どんな車がほしいん？」と聞くと、「SUV」と返ってきました。

「いやいや、、、5人家族で今の車が狭いから買い換えるのに、SUVやとそんな変わらんやん。ちょっと広なるだけやん。」と言ったものの、色んなメーカー、車種を調べていると僕まで欲しくて欲しくて堪らなくなってきました。

そこで、とある外車のSUVを試乗しに行ったんです。そうなると、もう自分がその車を普段乗っている姿まで想像してしまって、欲しい、欲しい、と、欲求が止まりません。でも、見積り額を見てビックリ！明らかに予算オーバーです。結局、買わなかったんですが、もうちょっとでローンを組んでも買いそうでした。

でも、僕は基本ローンは組みたくありません。もし、この考え方を曲げる時は家を建てる時かなと思っています。結局、欲しかったSUVは諦めて今必要な家族全員で乗れるファミリーカーを中古で購入することにしました。

今となっては、家族も喜んでいるし、出かけるのにも役に立っているので買ってよかったと思っています。（でも、欲しかった、、、）

人は感情でモノを買ってあとで理屈で正当化する

と言われています。これは、車だけではなく投資教材を購入する時も同じじゃないでしょうか？

もちろん、僕達は勝てるトレーダーになってほしいため、維新の介さんや石田さんといった素晴らしい投資家、トレーダーの投資教材を販売しています。その教材をきちんと学んでもらえれば、必ず勝ち組トレーダーになってもらえると信じていますし、最高の教材とも思っています。

しかし、1つ考えてほしいんです。

教材、サービスを購入する時、どんな理由で買っていますか？本当に今必要だから買っていますか？今、あなたが抱えている問題を解決できるから買っていますか？もしかすると、自分の知らない情報、新しい情報で知的好奇心を満たす為に購入していませんか？

知的好奇心を満たすというのは、一種の聖杯探しに似ているかもしれません。

というのも、好奇心の隙間理論というのがあります。例えば、あなたが日本について勉強している外国人の学生だったとします。45都道府県まで覚えたけどあと残りの2つが出てきません。そうなると残りの2つを知りたくてたまらなくなります。

逆に2つの都道府県しか知らない人が残りの45都道府県を知りたくなるでしょうか？

きっとならないですよね。しかし、45都道府県を知っていた学生に、残りの2つを教えてあげるとどうなるでしょうか？じゃ県庁所在地は？と次々と新しい情報を知りたくなっていくでしょう。

これは投資の知識でも同じでしょう。人は常に自分が知らない新しい情報やノウハウを手に入れたい生き物です。特に投資の勉強を深くしていればしているほど、知的好奇心が働きます。一度、あなたが投資教材を購入しようとする時に考えてみてください。

それは本当に今必要なものなんでしょうか？それとも知的好奇心を満たしているだけなんでしょうか？

もしかすると、今あなたの手元にある教材・サービスを徹底して学ぶと、それだけでもFXで稼ぐという目的は達成できるのかもしれません。

阿部裕之

PS.
知的好奇心じゃなくて、投資・トレードの知識や技術を身に付けるために必要と思うなら、自己投資してくださいね。

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