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富とお金

2017/08/09(水)

最適な利食いポイント

こんにちは、石田です。
毎日暑いですね。

昨日、私が管理している現場に入っている
外構の職人さん達が話していましたが、、、

Aさん:「去年はこんなに暑かったですかね?」

親方:「そりゃお前が歳とったんじゃ」

Aさん:「えーそういうことっすか??(苦笑)」

親方:「そうそう、歳とると
暑さに耐えられんごとなる、気にしすぎじゃ」

・・・・。

いやぁ、すごい解釈でびっくりしました(笑)

実際に年を追うごとに現場の水分消費量(10時の休憩)は
確実に増えていますので、私の懐具合にも負担があるのですが・・・。

まぁでも、この解釈はかなり強引ではありますが
ある意味ポジティブシンキングです(笑)

体調を崩さないよう、頑張ってもらいたいので
現場での飲物が増えても必要経費で
割り切らなければなりません。

さて、
今日は「最適な利食いポイント」についてのお話です。

最適な利食いポイントについては
トレードコーチングの場面でも多くの方からくる質問です。

結論から申し上げますと、、、

例えば買いポジションを持っている場面でどんなに頑張っても

「毎回最高値で利食いできることはありえない」

のです。

また、最高値から折り返したポイントで利食いしたとしても、

「毎回マーケットがそのまま反転下落して下がり始め、
 あーここで利食いしておいてよかった!なんてなることもありえない」

のです。

それなのに多くのトレーダーさんは
最適な利食いポイントを探し当てる研究にとても多くの時間を費やし、悩みます。

そして、やっとの思いで行きついた結論を試し、

「あーー!!!反転サインが出たから利食いしたのに急上昇し始めた!
 こんなことならもう少し我慢すればよかった・・・。」

「え!なんで!!トレールが発動して 決済したとたんに上昇???」

と、ストレスまで抱えてしまいます。

それならと、
「そのフィードバックを活かして利食いルールを変更」

すると、今度は
「変更前の利食いポイントが最適だった」

なんてことを繰り返し、後手後手になります。

あるあるですね。

この「負の連鎖」から抜け出すには、まず、
マーケットは一切コントロールのできない不確実な存在であり、

1:「こちらの影響力が一切及ばない存在であることを正しく理解する」
事から始めます。

「毎回、自分が設定した利食いルール通りにマーケットが動いてくれることはありえない」

ということを理解する。ということです。
そして、マーケットは不確実な存在であることを理解したうえで

2:「時々、自分の思い通りのポイントで決済できる利食いルールを採用」
します。

どれを選択したとしても、理にかなっているものであれば
「さほど結果は変わらない」ので安心してください。

最後がとても重要なのですが、

3:「選択した利食いルールに腹を決め、目先、最適なポイントで
   利食いできなかったとしても、しばらくは粛々とやり続ける」

となります。

またここで「しばらく」とかいう表現を使うと
「しばらくって具体的にどのくらいの期間ですか?」
という質問が来そうなので、先に答えておきますが

ここで「どのくらいの期間?」とか「何回位の回数?」
とかの質問をする段階ではまだマーケットに対する理解が浅いです。

なぜしばらくという表現を使ったのかというと
それは「マーケットが不確実だから」です(笑)

意地悪な言い方になってますが、どういうことかというと、
「期間や回数で利食いルールの良し悪しは判断できないから」です。

期間や回数で判断した場合、何が起こるのかというと・・・。

例えば

あなたが採用している利食いルールが
「勢いの弱いトレンド場面でより機能するルール」
で、それを3か月間粛々とやり続けたとしましょう。

その間たまたまマーケットに勢いのあるトレンドが付かなかったとします。

すると、当然ですが最適な利食いが繰り返され、
「おお!すごい!この利食いルールは完璧だ!」
となるわけです。

で。

4カ月目からトレンドに勢いがつくと
「早い利食いが繰り返され、取り損ないが増えてストレスを抱える」
ということになります。

これ以上詳細に解説すると長くなるので、「答え」に行きます。

「しばらく」は、期間や回数で決めるのではなく
「想定しうるマーケットのパターン(持ち合いとかトレンドとかetc)が一通り出現するまで」
です。

そして、その間の利食いルールが
「「どう機能したか?」のデータをベースに採用、不採用を決めればよい。」
となります。

利食いポイントに悩んでいる方は試してみてください。

それではまた!

 

 

 

(109)件のみんなのコメント

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この記事に寄せられたコメント一覧

  1. 少し儲かっているもの より:

    爆勝ちのトレーダーがいつの間にか消えてます。その時の相場状況にたまたま合っていたためでしょうね。一通り相場経験を積んで生き残るには5年位かかるでしょうか。

  2. 専業ではありません より:

    本業ではけっこう当たり前に「腹を決める」ことがよくありよく考えます。
    トレードではすぐにビビる自分にどうも違和感がずっとありましたが、
    石田さんの言葉で「そうかいつも通り」と気が付き。
    そんなことで最近は安心してトレードができおります。
    根拠が固まったらあとは「腹を決める」だけ。
    気づきをいただきまして、ありがとうございます。

  3. フジフジ より:

    確かに、あるあるですね。
    どうしても利益が出てくると、そういう思いがのぞきますね。
    幻の利益に・・・・。

  4. hujisawa より:

    こんばんわ。何回も何回も同じ利食い方法でやってみて、良し悪しを把握して、パタ-ン毎に利食い方法を決めて、相場にあった利食い方法がわかるんだと思います。それを無意識にやるってことだと思います。いつもありがとうございます。

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