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富とお金

2017/08/16(水)

理にかなったトレードの休み方

こんにちは、石田です。

つい先日台風5号が
私の地元周辺を通過しました。

さほど大きな爪痕は残しませんでしたが、
これまでの大雨被害の名残もあり、
なかなか片付けが進まないようです。

まだまだ台風シーズンは続きます。

ここ数年、
これまであまり台風になじみのなかった地域にも
台風の影響があることも多いので、
皆様十分にお気を付けください。

さて、
このメールマガジンが皆様に配信されているのは
お盆休み終盤でしょうか?

であれば、、、

「仕事が休みで普段よりも自由な時間が増え、
 せっかくなのでトレードしたいが、
 家族サービスもあるし・・・。」

ということで頭を抱えていた方も多いと思います。

場合によっては、中途半端にエントリーし始めて、
途中から外出しなければならず、
ポジションの管理が出来なくなって

「さあ、どうしよう・・・。」

なんてことも。

挙句の果てには、

何度かロスカットになった後に止むを得ず外出し、
帰ってきてマーケットを確認すると・・・。

「そのまま続けてトレードしていたら
 大きく利食いできる場面があり、取り損ない。

 このままじゃ乗り遅れてしまう!と、
 慌ててエントリーしてまたロスカット。
 という後手後手の展開・・・。」

これでは目も当てられませんね。

なので今後こんな目に合わないよう、今日は
「理にかなったトレードの休み方(やめ方)」
についてお話しします。

ちなみに、上記に該当しない方は、時間の無駄になるので
この先を読む必要はありません。

<<理にかなったトレードの休み方(やめ方)>>

大前提としてお伝えしておきたいのは

「お盆だからor自分に自由な時間がたくさんあるから
トレードで勝ちやすくなるわけではない。」

ということ。

自分のトレードルールにあうマーケットパターンが来なければ
どう頑張っても無駄トレードが増えるだけです。

さらに銘柄によってはこの時期に取引高が落ち、
せっかく良いポイントでエントリー or イグジットしても
スリッページを起こして不利になることもあります。

そう考えると・・・。

よほど普段からトレードする機会がなく、
トレードの練習もままならず、

「とにかくリアルタイムでチャートが動いているのを
 眺めたい!!学習したい!!」

という場合以外は、せっかくの自由時間なので
トレードだけに縛られずに大切に使ってください。

人生の輪を丸くする、バランスをとることにその時間を使った方が
最終的なあなたの人生にプラスの結果をもたらすこともあります。

時間のご利用は計画的に。

では、本題に入っていきますが、、、

結論から行きますと、
理にかなったトレードの休み方(やめ方)をするには

「自らのトレード結果の収益カーブに対する管理を行い、
 適切な場面で休止し、適切な場面で再開すればよい」

となります。

ある程度利益をあげられている方であれば、
普段から自分の行っているトレードルールの
収益カーブ(エクイティカーブ)は記録していると思います。

どんなに上手な方でも、一部の特殊なルールを除き、
その収益カーブが直線的に右肩上がりになることはないとおもいます。

つまり、

収益が伸びる時期があればロスカットが増える時期もあり、
波打ちながら右肩上がりになっているということですね。

これはトレードルールが万能ではないことを表しています。

そのルールにとって利が伸びる得意なマーケットのパターンと
ロスカットが増えてくる不得意なパターンがあり、
「それが繰り返されている」のでしょうがないことです。

ここで「ピン!」ときた方もいると思いますが、

自らの収益カーブが上方向へ伸びた場面、つまり、利食いをして
「普段の収益の伸びと同等、もしくはそれに近い伸びを確認した後に」
トレードの休みに入っておけばよいです。

そしてトレードを再開するときには自分のルールでの
シミュレートからスタートし、

「もしもここでエントリーしていたら。
 というシミュレーションで、数度ロスカットになったら
 リアルトレードを再開すればよい」

です。

実際の収益は伸びたところで止まっているわけですから、
うまくいけば2重の伸びになりますし、うまくいかなくても、

「本来受け取るはずのリスク(ロスカット分の損失)は回避」

しているわけですから、ただやみくもに
ストップ&ゴーするよりは良いと思います。

もちろん、何も考えずにストップ&ゴーして
たまたまうまくいくこともあり、

シミュレーショントレードの場面で
「リアルでやっておけば利食いできたはず」
なんてこともあるかもしれませんが、、、

「理屈上腹が決まる行動をとっておけば、
若干悪い結果であってもストレスは少ない」

のです。

自信のあるルールでロスカットになっても、
さほど苦痛ではないですよね、あれと同じです。

せっかくのお休みに余計なストレスを抱えないよう、
次からもっと充実した休日が過ごせるようになるか試してみてください。

それではまた!

 

 

 

(26)件のみんなのコメント

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この記事に寄せられたコメント一覧

  1. ワット より:

    いつトレードを休むか?
    勝ち逃げ・早逃げ。

    いつトレードを再開するか?
    自分の勝ちパターンが来た時。

    シンプルイズベスト。