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富とお金

2017/08/23(水)

原因と結果の法則

こんにちは、石田です。

多分、このメールマガジンは
8月の後半に配信されていると思いますが、、、

みなさま充実したお盆休みは過ごせましたか?

休みを充実した内容にできるかどうかは
「事前の想定と事前の計画にどれだけ力を注ぐか?」
です、覚えておいてくださいね。

今回、思ったような休みを過ごすことができなかった方、
「原因と結果の法則」というのがありまして、
今日はそれについて少しお話しさせてもらおうと思います。

ちなみに、上記に該当しない方は、
時間の無駄になるのでこの先を読む必要はありません。

「原因と結果の法則」とは
「その『結果』がもたらされたのは、
その結果をもたらした『原因』が必ずある。」

というものです。

今回のお休みの件であれば、
何らかやりたいことができなかったり、
予定通り物事が進まなかったなど、

うまくいかなかった『原因』があるから
その結果になったわけなので、
次に同じことを繰り返さないようにしようと思えば

「その原因を特定することが
次の休みを充実させることにつながる」

というわけです。

(フィードバックを正しく解釈するステップと同じ)

しかしながら、この原因を特定する作業。

普段からやり慣れていない(習慣化されていない)と
「本当の原因までたどり着かない」場合があります。

例を使って解説して行きますね。

例えば、

・今年の夏休みはトレードの教材を最初から見直し、理解を深める。
 時間はたくさんあるから3冊全て読み終わるだろう。

という目標、もしくは予定があったとします。

しかし、実際には、

「休み初日に友人と食事に行き飲み過ぎ」

「二日酔い」

「何だかダルい」

「家族と実家に帰省」

「実家に集まった親戚と食事、結果飲み過ぎ」

「次の日もダルい」

「自宅へ帰路で渋滞に巻き込まれヘトヘト」・・・。

こんな感じで、結果は「何もできなかった」とします。

「何もできなかった」という結果をもたらした
「原因」は何なのか?考えてみると、、

・飲み過ぎによる二日酔い
・帰省時の移動による時間拘束

などが表面的に見えてきます。

で・・・。

原因の特定に慣れていないと、
これら2点を答え(原因)として扱ってしまいます。

これが先ほどお伝えした
「本当の原因へたどり着いていない状態」です。

一般的な視点で表面的に見えているものは
「本当の原因ではない可能性がある」
ということですね。

実際には、少々飲んでも翌日に
全く支障をきたさない方もいるわけですし、

長い時間運転しても
さほど疲れが蓄積しない(ドライブ好き)方もいます。

ここから先、つまり
「表面的な部分よりも深いところにある本当の原因」は
「人によりけり」で、さらに深く掘り下げて
原因を特定していかなければなりません。

どうすれば深く掘り下げ、
本当の原因を特定することができるのか?

そのポイントは

「表面的に見えてきた原因と思われるものに対し、自分へする質問」

です。

しかも、とても簡単な一言の質問で
本当の原因が特定しやすくなります。

その質問とは

「いつも?」

です。

「飲み過ぎによる二日酔い」に対して
「いつも?」と質問してみてください。

「そう、いつも。」と答えた方は、

・お酒の量に問題
・アルコールそのものが体に合わない

などが本当の原因として見えてきます。

しかし、人によっては
「いや、いつもではない。」と答えます。

そうすると今度は

・その時点での体調管理
・睡眠不足

などが本当の原因として見えてきます。

このように

「飲み過ぎによる二日酔い」と思われた原因は
あくまでも表面的なもので掘り下げていくと
人それぞれ様々な原因が存在するわけです。

本当の原因が異なれば
当然それに対する対応策 or 改善案も異なります。

場合によっては

「帰省時の移動による時間拘束」
に対する改善案が最終的に

「日々、体を鍛える」
とかに落ち着く場合もあります。

本当の原因がわかるって面白いですよね。

今回のお休みが充実したものにならなかった方、

「いつも?」という質問を参考に
次の休みに同じことを繰り返さないよう
取り組んでみてください。

それではまた!

 

 

 

(113)件のみんなのコメント

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この記事に寄せられたコメント一覧

  1. 少し儲かっているもの より:

    お盆は予定通り過ごせましたが、読ませていただいてよかったです。とても価値のあるお話を有難うございました。

  2. 匿名 より:

    面白いお話しでした。参考にさせて頂きたいと思います。

  3. ろみ より:

    「いつも?」か・・・たしかに!

  4. ろみ より:

    いつも?ですか・・・確かに!