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富とお金

2016/12/21(水)

本当に背負うことが出来るリスク

こんにちは、石田です。

日々寒くなって、
なんか師走らしくなってきました。

皆さんも、体に気をつけて
最後の1ヶ月を走りきってくださいね。

それでは、本題に行きましょう。

年末が近づいてくると
負けているトレーダーの方々は、、
今年1年を振り返り、
「何とか年末までに、この穴埋めをしてやろう!」
と奮起します。

しかし、そこに待っている現実は、
更なる損失の拡大でしかありません。

このようなトレードスタイルのトレーダーは、
損失を埋めるためにいつもよりも「大きなポジション」
でチャンスに乗ろうとしますが、
1つ重要なことを忘れています。

それは、
「その1回のチャンスの価値はいつもと同じである」

と言うことです。

つまり、年末だからといって
チャンスが実る可能性が高くなっているわけではありません。

これは絶対に! です。

それなのにいつもよりポジションを大きくしてしまえば、
負けたときに損失は加速しますし、その前に私が思うのは

「今更そんなことをするくらいなら、
チャンスの価値は同じなのだから最初からそうしておけば良い。」

と言うことですね。

このようなスタンスでトレードを行っていたトレーダーは、
やっぱり今年も「負け組み」で終わってしまいます。

あ・・・。

もしもあなたがそれに該当される場合であっても、
気を悪くされないで下さい。

なぜなら過去の私は、上記のようなパターンを常に繰り返す
「負け組みの教祖」でしたから^^;

さてさて、
このトレーダーのお話でとても重要にもかかわらず、
出てきていないキーワードがあることに気がつきましたでしょうか?

それは「リスク」というキーワードです。
負け組みトレーダーの大半は
「リスク管理」をおろそかにしています。

そこで今回のメールマガジンでは
不確実なマーケットから撤退せず、立ち回るためにも
「おろそかなリスク管理」について考察してみようと思います。

重要なポイントはいくつもあるのですが、
全てメールでは語れませんので、
とりあえず今回は一番重要とも言える
「本当に背負うことが出来るリスク金額」
についてお話します。

まず、トレードを行う前の段階で、
実際に背負うことの出来るリスク金額を
決定しなければなりません。

多くのトレーダーはこの金額を特に理由も無く、
簡単に決めてしまうために
「実際に背負うことの出来る金額よりも多い金額」
で見積もってしまいます。

これは得られるであろうリターンを過度に期待し、
「どうせならもっと多く儲けたいから」
と投資資金を単純に掛け算で算出しているからと思われます。

しかし、不確実な相場の世界では、
本当にそのリスクを受け入れなければならない
場面が必ず訪れます。

「まさか、自分は大丈夫だろう・・・。」

「練習程度でスタートするから・・・。」

「この手法なら多分うまく行くだろう。」

「実際にリスクを背負うことは無いだろう・・・。」

と、考える多くのトレーダーは、
そのような状況に直面すると、
スパッとロスカットすることが出来ずに、
持てる資金がバサバサと音を立てながら飛んでいく様子を、
指をくわえてじっと見ている状況に陥ってしまうのです。

このような手も足も出ない、
何も出来ない状況に陥ってしまうのは

「背負うと決めたリスクの金額が
本当に背負うことの出来る金額ではなかった。
さくさくロスカットが出来るリスク金額は
もっと小さなものであった。」

と言うことを意味します。

表向きは

「このくらいのリスクを取ろう!」

と言っていたとしても、腹の底では

「そうは言っても大丈夫だろう。
本当にそこまで大きなリスクを背負うことは無いだろう・・・。」

と思っているのです。

このメールマガジンをご覧頂いているあなたには、
この「リスク」に対してしっかりと理解を深めていただき、

「本当に自分が背負えるリスク」

を見極めて頂きたいと思っています。

≪本当に捨てることが出来る金額が、許容できるリスクである≫

リスクを背負うということは
「万が一その金額が無くなっても良い!」と、
本気で思うことの出来る金額をリスクとして捉えることです。

ここであなたにある事例をお話します。
この事例は、本当にあなたの目の前で起きたこととして、
リアルに想像してみてください。

【事例】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あなたは買い物に出かけ、
途中で銀行に立ち寄り○○万円出金して財布の中に入れました。

もちろん足りない場合は、銀行に行き、
まだ出金することができるだけの残高はあります。

そこで、偶然親友と出会いました。

その親友とは昔から仲がよく、
色々と相談しあい苦楽を共にしてきた仲間の一人です。

しかし、最近は音沙汰がなく、久しぶりの再開でした。

久しぶりに会った彼は別人のようになっていました。
顔色は悪く、身なりもお世辞にも小奇麗とは言えません。

そして、神妙な面持ちであなたに

「ちょっと色々あって困っている。
必ず返すから、いくらでもいいからお金を貸して欲しい」

と言ってきました。

過去の関係から考えれば、
彼があなたに返済する可能性は高いでしょう。

しかし、現在の様子から考えると
このままいなくなってしまってもおかしくないような状況です。

でも、あなたは
過去に彼と本当の信頼関係を築いていたので、
「困っている彼を助けてあげたい。」
と素直にそう思いました。

しかし、今の状況から考えても
貸したお金が戻ってくる可能性は50%です。

貸すことができるお金は財布の中に入っていますし、
銀行にもまだ残高があります。

あなたは腹を決め、
「万が一、貸したお金が戻ってこなくても、
その時は諦めることができる○○円を彼に貸すことにしました。」
【ここまで】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、あなたは上記の○○円の中に、
いくらの金額を書き込むことが出来るでしょうか?

現在の投資資金の残高やトレードの経験などによって
背負うことの出来るリスクは人それぞれですが、

「万が一の場合に、本当に無くなる可能性がある、
本当に背負うことの出来るリスク」

というものの性質は、

万が一の場合には戻ってこない可能性のある、
上記の親友に貸すお金と同じようなものなのです。

あなたが今後トレードを続けていく上で、
背負う必要があるリスクは、

「本当に戻ってこない可能性があるものである。」

ということを十分に考慮したうえで

「本当に背負うことが出来るリスク」

を基準にしてトレードに望んでください。

そうすれば万が一の場合にはスパッとロスカットが出来ますので、
大きな損失をダラダラと出し続けることはありません。

あなたがそこに腹を決めることができ、
常にそのようなスタンスでトレードを行っていれば、
長期的にマーケットから恩恵が受けられるはずです。

そう、親友が利子をつけて返済してくるかのように・・・。

それでは、また!

 

 

 

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