ホーム >

富とお金

2017/11/01(水)

今後想定外は起きる?

こんにちは、石田です。

前回お送りしたメールマガジンで
「台風21号が・・・。」
とか書いたのですが、、、

今このメールマガジンを書いている場面で
台風22号が来ています^^;

台風もそうなんですが、
最近はとにかく雨が多いですね。

このままだとこれまで土砂崩れの心配が
なかったような地域まで警戒が必要になります。

最近はこのように「過去に前例のないようなこと」
が自然界で頻繁に起こっているわけですが、
対処法も前例がないので、私たちは

「様々な事例から応用を利かせて対処する」

しかありません。

また、事前に、

「想定外のことが起こりうることも想定してリスク管理」

を行っておかなければ、
取り返しのつかないことに
なってしまう可能性もあります。

皆さんも十分にご注意ください。

さて。

自然界で起こっているような「想定外のこと」は
今後、相場の世界では起こらないのでしょうか?

もちろん起こります。
というか、時間軸問わず、

想定外の急騰、
想定外の急落、
想定外の大荒れ

などというものは過去に何度も起きています。

その度に、

「過去に一度もなかった」とか、
「こんな相場は過去に一度も見たことがない」とか、
「100年に1度の・・・。」とか、

どこかの偉い人が言い始めます。

そんな、今後起こりうる「想定外のこと」に対して私たちは
どのような事前準備、または対処をしなければならないのでしょうか。

でも、事前準備と言われても文字通り「想定外」ですから
「想定のしようがない」ですよね(苦笑)

ですが、私も27年間、何とか淘汰されずにこの世界に居ますので
過去の経験から何かしらの役立つお話が出来るかもしれません。

この想定外の出来事にまつわる「数字的なもの」は、
毎回そのようなことが起こるたびに「塗り替えられる」傾向にあります。
これは、「想定していた数字よりも行き過ぎる」ということを意味しています。

つまり、、、

「想定していた数字よりも行き過ぎてしまったから想定外となる」
訳ですから、ここにポイントがあると言えます。

一番わかりやすい例は「暴落」かと思いますが、
「さすがにここまでは下がらないだろう」という水準を
「大きく割れてしまい想定外」となります。

想定外の水準に入り込んで、「狼狽売り」が落ち着き、
多くの買いポジ保持者が整理されると・・・。
相場は軽くなって一定の水準まで戻します。

この暴落に対して事前に準備、事前にリスク管理を行うとするなら
さすがにここまではという水準からさらに2段階位下までは、普段から
「十分に下がる可能性はある」と考えて準備することが出来ていれば
被害は最小限にとどめることが出来るはずです。

また、実際には、

「買いよりも売りの方が精神的に切れない
(上昇時の売りポジロスカットが出来ない)」
というデータもありますので、こちらの方がタチが悪いですね。

あくまでも「事例」ということで耳を傾けてもらえれば、
長期保有のトレードをされている方には参考になる部分もあると思います。

自然は最近荒れていますが、政治経済は最近平穏な状態が何年も続いています。
そろそろなにか「きっかけ」が生まれても全く不思議ではありません。

相場は常に不確実ですから。
気になる方は事前に対処してくださいね。

それではまた!

 

 

 

(32)件のみんなのコメント

※名前の入力は任意です。ニックネームでもOK。

※メールアドレスの入力は任意です。メールアドレスはコメント欄には表示されません

コメントを入力する:

この記事に寄せられたコメント一覧

  1. 匿名 より:

    これまで数多くの暴落相場をリアルで見てきました。おっしゃる通りだと実感しています。自分自身がその立場に陥らない様に常々気を付けて参りたいと思います。本日もありがとうございました。

  2. kougennotonbokun より:

    専門家としてはどのような流れを想定しているのですか。お聞かせ下さい。

  3. アタナス より:

    さすがにここまではという水準からさらに2段階位下・・・心にとめておきます。今回もありがとうございました。

  4. 藤澤 より:

    おはようございます。何度も経験済みですが、一発撤退はやるせないですね。表現のしようがありません。今、長期保有で対応していますので、もう少し考えて、対策してみます。有難うございます。

  5. ワット より:

    想定外のことは常に起きると考えておくのが常道です。

    ストップ程度ではどうにもならないことが起きえます

    私は必要なものはバックアップを用意しておくという日常様式を取り入れています。

    トレードにおいてはリスク係数が高いので、幾重にもバックアップ体制を引いておくのがいいと思っています。